「グリンゴへの7丁の拳銃(67)」

SETTE PISTOLE PER EL GRINGO(伊)「グリンゴへの7丁の拳銃」、SEVEN PISTOLS FOR GRINGO(英)「グリンゴへの7丁の拳銃」劇場未公開

カテゴリー(Dan Harrison)

監督ユアン・イクソール・マーセル(イグナシオ・イクイーノ)、脚本ロベルト・ビアンチ・モンテロ、イグナシオ・イクイーノ、撮影ジュリアン・P・ローザス、音楽エンリケ・エスコバル、出演ジェラルド・ランドリイ、ダン・ハリソン、フェルナンド・ルビオ、アルバート・ファーレイ、パトリシア・ローラン

幼い日父親を町のボスであるトレランス(アルバート・ファーレイ)から殺されたダン(ダン・ハリスン)は、成長したのちも賭博師殺しの濡れ衣を着せられて、トレランス一味から狙われることになる。たまたま通りかかった旅の歯医者クラッパー(ジェラルド・ランドリイ)のワゴンにかくまわれたダンは、腕利きのクラッパーから銃を習い、トレランスに雇われた悪名高き殺し屋テネシー兄弟をはじめとする凶悪な集団に挑戦する。

監督のイグナシオ・イクイーノはジョン・ウッド、スティーブ・マッコイの変名で多くのマカロニウエスタンを作っているが、どの作品もトホホなものばかり。しかし、そんな中でもこの作品はおそらく最も出来の悪いものといえるだろう。童顔のダン・ハリスンが主役と思いきや、彼はほとんど活躍せず、最後に悪党のボスであるトレランスを遠くから射殺するのも、ただのおじさんにしか見えないクラッパーである。音楽は昔のアメリカ西部劇調の牧歌的な旋律でストーリーも退屈なだけ、全く見どころなしの作品といってよい。