「戦争への道(69)」

FRANCO E CICCIO SUL SENTIERO DI GUERRA(伊)「チッチョとフランコの戦争への道」、PATHS OF WAR(英)「戦争への道」劇場未公開

カテゴリー(Comedian)

監督アルド・グリマルディ、脚本ジャンニ・グリマルディ、ブルーノ・コルブッチ、撮影アルド・ジョルダーニ、音楽ロベルト・プレガディオ、出演チッチョ・イングラシア、フランコ・フランキ、レナート・バルディーニ、ステルビオ・ロッシ、ジャンニ・ソラーロ、アドラー・グレイ

真面目なタイトルにだまされないように。別に戦争の虚しさや悲惨さを訴えるメッセージ性があるわけではない。イタリア語原題に、フランコとチッチョの名がつけられているのを見てわかる通り、チッチョとフランコが出演したギャグ満載のコメディだ。

シチリアで、赤シャツ隊の党員としていばっていたフランコとチッチョは、逆に民衆から追いかけられて逃げ出す羽目になる。追い詰められて隠れた木箱がテキサスへ運ばれる荷物であったため、物語の舞台はイタリアから西部の町へ移ることになる。西部劇として描く作品ならば、最初のシチリアのエピソードがなぜ加えられたのか疑問がつくところであるが、とりあえずジェフ(レナート・バルディーニ)というリーダーに率いられたキャラバン隊に拾われたフランコとチッチョは、彼らと行動を共にすることになる。

インディアンの襲撃を逃れて騎兵隊に保護されたキャラバン隊だったが、インディアンの攻撃は激しさを増してくる。ここで、彼らを助けてくれたジェフたちへの恩を返そうと、インディアンの部落へ乗り込んだ、フランコとチッチョは、インディアンへの仲間入りを果たすため彼らの示す課題に挑戦しなければならなくなる。その結果どういうわけかインディアンの酋長(ジョセフ・ペルサウド)に気に入られてしまい、部落の中で嫁とりを勧められることになる。とくに悪役が登場するわけでもなく例によって二人の巻き起こすさまざまなドタバタがはじまる。