「悪魔のための30丁のウインチェスター(67)」

TRENTA WINCHESTER PER EL DIABLO (伊)「悪魔のための30丁のウインチェスター」、THIRTY WINCHESTERS FOR EL DIABLO(英)「悪魔のための30丁のウインチェスター」劇場未公開

カテゴリー(Carl Mohner)

監督フランク・G・カロル(ジャン・フランコ・パルダネロ)、脚本フランク・G・カロル、アル・ブラッドレイ、撮影マルセル・マスコット、音楽ガント(マルチェロ・ギガンテ)、出演カール・メイナー、トプシー・コリンズ、ジョン・ハストン、アンソニー・ガルサ、ホセ・トレス、イワン・スタッチオリ

監督のフランク・G・カロルはジャン・フランコ・パルダネロの変名。脚本ではアル・ブラッドレイの名でアルフォンゾ・ブレスチアも参加し、「殺し屋がやって来た(66)」のカール・メーナーが主演した作品。

仕事を探しに国境近くの町に流れてきたジェフ・ベンソン(カール・メイナー)は、たまたま危機を助けたことで彼を慕う臆病なジェリー(アンソニー・ガルサ)といっしょに、牧場主のジム・ブラック(イワン・スタッチオリ)から雇われ、牛の群れを輸送する仕事をまかされる。しかしその行く手にはディアブロ(ホセ・トレス)という悪名高き山賊一味が待ち構えていた。ジェフは牛の群れに音を立てさせないように工夫しながらディアブロの縄張りを通過することに成功する。

しかし、実は彼に仕事を依頼したブラックこそディアブロと通じている張本人で、情報をディアブロに流してはその上前を撥ねていたのだ。ブラックとディアブロが次に狙うのは、汽車で輸送される軍の金塊。そのことをつきとめたジェフは軍と協力して30丁のライフルを列車に備えて、一気にディアブロ一味を殲滅する。物語はこじんまりとまとまっているが、不必要な相棒ジェリーの存在など、無駄な画面作りが多く、低予算のやっつけ仕事という雰囲気が見え見え、マカロニ全盛期に作られた典型的なその他諸々作品の一つといえよう。