「続・アーメンという男(72)」

OREMUS,ALLELUJA E COSI SIA(伊)「神を讃え、かくあるべしと、祈りましょう」、THEY STILL CALL ME AMEN(英)「未だにアーメンと呼ばれる男」、劇場未公開

カテゴリー(Luc Merenda)

監督アルフィオ・カルタビアーノ、脚本アルフィオ・カルタビアーノ、サンドロ・コンティネンザ、撮影グリエルモ・マンコーリ、音楽ジャンニ・フェリオ、出演リュック・メランダ、アルフィオ・カルタビアーノ、タノ・シマローザ、カティア・クリスティーヌ、ダン・メイ

イタリア語の原題は、聖書に登場する常套句を並べたもの、オラムスこと偽司祭のスミス(アルフィオ・カルタビアーノ)、ハレルヤこと山賊の頭目チャコ(タノ・シマローザ)、そしてアーメン(リュック・メランダ)の三人が、銀行から奪った金を巡って三つ巴の争奪戦を繰り広げるコメディ。

アーメンは、父親の残したサーカス団を立て直そうと奮闘する健気な美女クレメンタインと彼女の4人の弟達のために一肌脱ぐこととなる。サーカスを舞台にした子供たちと掛け合いのコメディ、という設定だけで本作が、マカロニウエスタンのイメージからかけ離れた緊張感の無い作品であることは想像に難くない。アルフィオ・カルタビアーノ監督の作品でありながら、キャストの個性を生かしきれない駄作と悪評が高い「COSI SIA(72)」の続編がこうして制作されるのだから、イタリア人の感性は我々とは異なっているのかもしれない。どうせなら、「拳銃のバラード(67)」の続編を制作してほしかったと思うのは私だけではあるまい。