「この墓を血で洗え(64)」

UNO STRANIERO A SACRAMENTO(伊)「サクラメントの流れ者」、STRANGER IN SACRAMENTO(英)「サクラメントの流れ者」劇場未公開、TV公開題名「この墓を血で洗え」

カテゴリー(Mickey Hagitay)

監督セルジオ・ベルゴンゼリ、脚本セルジオ・ベルゴンゼリ、撮影アル・アルバート、音楽フェリチ・デ・ステファーノ、出演ミッキー・ハガティ、バーバラ・フレイ、アルド・ベルチ、ガブリエラ・ジョルジュリ

数本のB級マカロニに主演したミッキー・ハガティはミスター・ユニバースを獲得した著名なボディビルダー。往年のセクシー女優ジェーン・マンスフィールドの夫であったということでも知られている。アーノルド・シュワルツネガーがハガティを演じた伝記映画が存在するくらいなのだ。しかし、彼の主演したマカロニはどれもおそまつ。本作品も例にもれずガンプレイも物語もがっかりさせられるものだった。

牛を輸送している途中で、ならず者から親・兄弟を殺されたカウボーイのマイク・ジョーダン(ミッキー・ハガティ)が犯人を捜し出すまでの話だが、つきつけた銃をすぐに奪われたり、埋めたはずの死体が見つからずおたおたしたりと、あまりに冴えない。ラストも宿敵からやられそうになったところをたまたま知り合ったお尋ね者クリス(アルド・ベルチ)に救われるというありさまだ。半ばでシャツを脱ぎボディビルダーとして見せ場をつくるが、すでに全盛期を過ぎた彼の上半身はもはや人前に晒すべきものではなかった。