「偉大なる西部野郎(68)」

IL MAGNIFICO WEST(伊)「偉大なる西部野郎」、THE MAGNIFICENT WEST(英)「偉大なる西部野郎」劇場未公開

カテゴリー(Vassili Karis)

監督ジャンニ・クレア、脚本ジャンニ・クレア、撮影ジャンニ・ラファルディ、音楽ステルビオ・チプリアーニ、出演バジリ・カラス、ゴードン・ミッチェル、イタロ・ガスペリニ、フィオレッラ・マンノイア、ダリオ・ピノ、ロレンツォ・フィネスキ

ジャンニ・クレア監督が監督と脚本を手掛けた、相変わらず鑑賞することが苦痛になる低レベルの作品。

流れ者のガンマン、テキサス・ビル(バジリ・カリス)は、流れ着いた町で酒場の娘メアリー(フィオレッラ・マンノイア)や、ならず者の兄弟フレッド(ダリオ・ピノ)とジム(ロレンツォ・フィネスキ)の危機を救う。一度は逮捕されて留置所に拘留されるビルたちだったが、ビルの相棒であるピストーラ老人(イタロ・ガスペリニ)の協力で、脱走する。仲間たちと町を出たビルたちは、町から離れた土地で平和なコミュニティを築き上げるのだった。しかしそのことが気に入らない町のボス、マーチン(ゴードン・ミッチェル)は一味を率いて、彼らのコミュニティを襲撃してくる。ビルたちは女装して一味を油断させ、殴り合いの果て一味を撃退し平和を取り戻す、というストーリー。

平和な暮らしの描写はキャストが野原でレクリエーションしている様子を長々と描写するだけ。最後の対決も、面白くもない殴り合いが延々と続くだけでいつの間にかエンドとなる。制作者は本作で客が呼べると本当に考えていたか疑わしい。使い回しの音楽やピストーラ老人が中央に描かれた意味不明の宣伝ポスターなど、全く良いところが見つからない。