「軍法会議」

CORTE MARZIALE(伊)「軍法会議(73)」英語圏および本邦未公開

カテゴリー(Vassili Karis)

監督ロベルト・マウリ、脚本ロベルト・マウリ、撮影ルイジ・チカレッセ、音楽マルチェロ・ギガンテ、出演バジリ・カラス、クレイグ・ヒル、ハント・パワーズ、サルバトーレ・ビラ

幻の作品として、本作が存在するかどうかも曖昧だったが、存在が確認された。しかし、主人公のスタイルが場面によって、コロコロと変わったり、突然それまで登場しなかった人物が重要な役割で登場したりして大変不自然な印象を受ける。それも、そのはずで、本作の実態はバジリ・カラスが主演する精霊シリーズの2作品「…E LO CHIAMARONO SPIRITO SANTO(71)」「SPIRITO SANTO E LE 5 MAGNIFICHE CANAGLIE(72)」の場面をつなぎ合わせて台詞を作り替えた手抜き作品なのである。

物語は、無実の罪で軍法会議にかけられ死刑宣告された軍の情報将校クリント・ウォーレン中尉(バジリ・カラス)が、脱走して彼に罪を着せた上官シンプソン大尉(クレイグ・ヒル)に復讐するという内容。バジリ・カラスの精霊シリーズ一作目にスピリット・サントが軍人に変装して軍に潜入する場面があるがそのシーンが多く使われている。

マカロニの低レベル作品には、このように、つぎはぎだらけでアイデンティティがはっきりしない作品がかなりの数存在している。