「ジャンゴ殺せ…すぐに殺せ(71)」

UCCIDI DJANGO…UCCIDI PRIMO(伊)「殺せジャンゴ…すぐに殺せ」、KILL DJANGO…KILL FIRST(英)「殺せジャンゴ…すぐに殺せ」劇場未公開

カテゴリー(Giacomo Rossi Stuart)

監督セルジオ・ガローネ、脚本セルジオ・ガローネ、ビクター・カテナ、アンブロジオ・モルテーニ、撮影サンドロ・マンコーリ、音楽エリオ・マンキューソ、出演ジャコモ・ロッシスチュワート、ジョージ・ワン、アルド・サムブレル、クリスタ・ネル、アンソニー・フリーマン、フリオ・メニコーリ、ロマーノ・プッポ、ダイアナ・ロリス

仲間を裏切ることで財を重ね、町の実力者へとのし上がった悪党バートン(アルド・サムブレル)の一味は、砂金が採れるという川一帯の土地を我が物にしようとねらっていた。彼の手足となって働くのは蛮刀をふるう狂気のメキシコ人ルーベン・マルチネス(ジョージ・ワン)だ。

一方、町に流れて来た賞金稼ぎのジョニー(ジャコモ・ロッシスチュワート)は、土地の持ち主である若き未亡人ジュリー(ダイアナ・ロリス)を助けて、砂金取りの仲間と共に働いていた。しかし、ラモン一味の横暴が激しくなるにつれてついに仲間を率いて一味と対決することを決意する。砂金取りの男達と悪党一味の集団対集団の壮絶な撃ち合いが開始された。

多対多の対決がメインとなる作品だが、主人公のジャコモ・ロッシスチュワートは要所、要所でステファンばりの、跳んだり、寝ころんだりのガンプレイを披露して、楽しめる作品に仕上がっている。彼を助ける相棒に扮する黒づくめのガンマン(アンソニー・フリーマン)の活躍も見所のひとつ。また、いつも通り、仲間さえも平気で撃ち殺す悪逆非道な悪役をアルド・サムブレルが好演。そのあまりの非情さにラストは子飼いの手下ルーベンが相打ちになりながらも蛮刀で止めをさすという主人公不在の思いがけないラストを迎える。主要な登場人物がほとんど黒づくめできめているという独特のマカロニファッションも見逃せない。