「ジャンゴにさえも値がつく(71)」

ANCHE PER DJANGO HANNO UN PREZZO(伊)「ジャンゴにさえも値がつく」、 EVEN DJANGO HAS HIS PRICE(英)「ジャンゴにさえも値がつく」劇場未公開

カテゴリー(Jeff Cameron)

監督パオロ・ソルベイ、脚本マリオ・デ・ローザ、ルイジ・バトレーザ、撮影ジョルジョ・モンタグナーニ、音楽ラロ・ゴーリ、出演ジェフ・キャメロン、ゲンガー・ガッティ、ジョン・デズモント、ウイリアム・メイヤー

ご存知?パオロ・ソルベイ監督、ジェフ・キャメロン主演によるZ級作品の一つ。ジェフ・キャメロンが髭無しでこざっぱりとした、ジャンゴのキャラクターとは思えないスタイルで登場。

銀行強盗をはたらいたコルテス4兄弟(長男役ウイリアム・メイヤー)を追っていたジャンゴは、同じく彼らを追っていた賭博師を兼業している?捜査官フォルトン(ゲンガー・ガッティ)から、彼らの黄金を捜し出すまでは、殺さないという約束をさせられる。一度は、コルテス兄弟から捕らえられもののジャンゴは、兄弟の一人が男装の女性であることを見抜いて脱出に成功し、金も奪い返す。怒り狂ったコルテス兄弟は、ジャンゴを殺そうと乗り込んでくるが、ジャンゴは4つの棺桶に金を入れて4人を待ち構えているのだった。

途中で本筋とは関係ない賞金首を倒す物語が挿入されたり、ジェフ・キャメロンが馬を走らせるシーンばかりがやたら繰り返されたりして、物語があちこちへ脱線していく。これは同監督お得意の場面の使い回しと映画の時間稼ぎのためである。本作品と「LA COLT ERA IL SUO DIO(72)」「QUELLE SPORCHE ANIME DANNATE(72)」の3作品は、どれがオリジナルか分からないほど同じ画面が使われており、本作をワーストに数える人もいる作品だ。

しかし、ラストのコルテス兄弟との戦いはけっこう派手に撃ち合ってマカロニらしい体裁を保っている。4兄弟のうち女を撃つことをためらうジャンゴだったが、結局彼女は兄弟から誤って撃たれて命を落とすという処理の仕方がされていた。