「浮かれ者と呼ばれる男(71)」

2019-12-18

IL SUO NOME ERA POT…LO CHIAMAVANO ALLEGRIA(伊)「奴の名はポット…しかし、人は浮かれ者と呼ぶ」、HERO CALLED ALLEGRIA(英)「浮かれ者と呼ばれる男」劇場未公開

カテゴリー(Peter Martell)

監督デニス・フォード、脚本ルイジ・グラチン、ディノ・スパタロ、撮影マリオ・マッシーニ、音楽ニコ・フィデンコ、出演ピーター・マーテル、ゴードン・ミッチェル、リンカーン・テート、ダニエラ・ジョルダーノ、エクシーロ・パパス

デニス・フォードはマイルズ・ディーン監督の変名。「ERA SAM WALBASH…LO CHIAMAVANO“COSI SIA”」にゲスト出演していた主演3人のキャラはマカロニらしい雰囲気を醸し出しているのだが、内容は、相変わらず、無駄な殴り合いのシーンばかりが繰り返されてうんざりさせられる。

強盗稼業を生業とするポット(ピーター・マーテル)とレイ(ゴードン・ミッチェル)の兄弟は、たまたま知り合ったガンマンのスティーブ(リンカーン・テイト)と、ダイナマイトで墓堀をする葬儀屋を仲間に加えて金庫を爆破し、大金を手に入れる。しかし、その金を狙って襲ってきた、山賊のロボ(シロ・パパス)一味から兄のレイは殺され、スティーブも、一味に捕らえられる。ポットは、ロボ一味のアジトに殴り込み、ロボを倒し、スティーブを救出するが、やがてポットは、スティーブが金を独り占めし、レイの死にも関係していたことを突き止めるのだった。

撃ち合いシーンとストーリーらしきものがあるだけでもディーン監督作品としてはましなほうだが、大金を手にしたポットが沐浴中に、何の関係もないメキシコ人から金はもちろん、衣服からすべてを持ち逃げされてしまい、すっぽんぽんのままで彷徨うラストシーンはあまりにもシュールで、拍子抜けしてしまう。音楽は「JOHN IL BASTARDO」の使い回し。