「第1のジム(64)」

2019-12-18

JIM IL PRIMO(伊)「第1のジム」L,LAST GUN(英)「最後の拳銃」劇場未公開

カテゴリー(Cameron Mitchell)

監督セルジオ・ベルゴンゼリ、脚本アンブロジオ・モルターニ、撮影アメリゴ・ジェンガレリ、ロモロ・ガローニ、音楽マルチェロ・ギガンテ、出演キャメロン・ミッチェル、カール・メイナー、リビオ・ロレンツォ、カリーナ・ケリー

キャメロン・ミッチェルがその個性にピッタリの引退したガンマンを演じた初期の作品。かつて著名なガンマンとして名をはせたジム・ハート(キャメロン・ミッチェル)は拳銃を捨て、素性を隠してビルと名乗り新生活を始めようとする。しかし、サンダーソンの町にジェス(リビオ・ロレンツォ)率いる悪党一味がやって来て町民を制圧しはじめた。

保安官(ハリス・クーパー)は臆病者で役に立たず、悪事を目の前にして誰も動こうとしない。雑貨屋を営み始めたジムを恋人も臆病者となじる。しかし、そのころから悪党の前に黒服面で顔を隠したガンマン、ジム・ハートが現れ、彼らの悪事を阻止し始めるのだった。悪事を妨害されるジェス一味は、謎のジム・ハー トの正体暴きに躍起になり、拳銃の腕を買われて彼らの一味に加わった流れ者のギター(カール・メイナー)や保安官も疑われる。

ついに、ジム・ハートの正体を保安官だと踏んだジェス一味は、保安官事務所を襲撃する。家族持ちで命を惜しんでいた保安官も、覚悟を決めてジェス一無を迎え撃つ。しかし、ここでジム・ハートが正体を現わし、さらにギターも味方に加わってジェス一味を壊滅させる。初期の作品らしく登場人物のファッションもチェックのシャツにチョッキという米国B西部劇風。ならず者一味のギターは、敵か味方かという謎の男だが、定石通り、最後は味方に回ってハートのピンチを救うことになる。

彼が登場する場面も文字通りギターをつま弾きながら馬の背にゆられるのんびりしたもの。万事において米国西部劇のおおらかさかをそのまま受け継いだ作品だ。