「男とコルト(67)」

2019-12-18

L’UOMO E UNA COLT(伊)「男とコルト」、MAN AND COLT(英)「男とコルト」劇場未公開

カテゴリー(Robert Hundar)

監督トリオ・デミチェリ、脚本ニノ・ストレイサー、トリオ・デミチェリ、ビセンテ・マルドナド、撮影オベルダン・トロイアーニ、エミリオ・フォレスコット、音楽アンジェル・オリバー・ピノ(スペイン版)、ラロ・ゴーリ(イタリア版)出演ロバート・ハンダー、フェルナンド・サンチョ、グロリア・ミランド、ミルコ・エリス、フェリックス・ダフォーカス、ジャシント・マルティン、マルタ・リーブス

金で雇われる殺し屋稼業のガンマン、ダコタ・ジョー(ロバート・ハンダー)は、メキシコの大地主ドン・カルロス(ミルコ・エリス)から、歯科医のガルシア・ゴメス(フェリックス・ダフォーカス)の殺しを依頼される。しかし、カルロスやその残忍な弟グラシアン(ジャシント・マルティン)、淫乱な妻ベアトリス(グロリア・ミランド)らの、メキシコ人使用人達に対する非情な扱いを見るにつけダコタは、ガルシアの殺害にためらいを感じるようになる。

ガルシア医師はカルロス達地主の横暴に抵抗するメキシコ人側のリーダーだったのだ。やがてダコタは、結婚式を挙げようとするメキシコ娘カルメンチータ(マルタ・リーブス)に暴行しようとしたグラシアンを婚約者のパブロが撃ち殺してしまった事件をきっかけにして真の悪人が誰かを悟る。迫害されるメキシコ人のために一肌脱ぐことにしたダコタは、カルメンチータを解放してやるが、そのことがベアトリスから漏れて、ピンチに陥る。そんなダコタの危機を救ったのは、カルロスの傭兵となっていたならず者の一人ペドロ(フェルナンド・サンチョ)だった。金目当てのペドロは、カルロスの寝所に忍び込みベアトリスを殺害すると、カルロスを脅して大金を強奪する。

ダコタとペドロは二人でカルロス一味と渡り合い、ダイナマイトでカルロスとその傭兵たちを全滅させてしまう。ロバート・ハンダー主演のB級マカロニのなかでも比較的アクションシーンが豊富で面白く見られる。しかし、ラストの15分は、共に協力して強大な敵ドン・カルロス一味を壊滅させたダコタとペドロがカルロスから奪った金を巡って仲間割れ。砂漠に置き去りにされたダコタがペドロに復讐するというおかしな展開になってしまう。こんなところが、B級のB級たる所以だろう。