「遺恨10年2代目ジェームス(65)」

2019-12-18

SOLO CONTRO TUTTI(伊)「1対全員」、JESSE JAMES’KID(英)「ジェシー・ジェームスキッド」劇場未公開、TV公開題名「遺恨10年2代目ジェームス」「奴らは俺が殺る」

カテゴリー(Robert Hundar)

監督アントニオ・デル・アモ、脚本ピノ・パサラキューア、アントニオ・デル・アモ、撮影ファウスト・ザッコーリ、音楽フランチェスコ・ラバニーノ、出演ロバート・ハンダー、メルセデス・アロンゾ、アドリアン・ホーベン、ロベルト・カマルディエル、ラフ・バルダサーレ、ルイス・インドーニ

日本でテレビ公開された作品にはロバート・ハンダーの主演作品が多くあった。西部史上名高い無法者ジェシー・ジェームスを取り上げた本作品もそのひとつ。彼がだまし討ちにあって命を落としたのは有名だが、本作品は、ジェームスの息子が登場して父の復讐をする物語。

無法から足を洗ったジェシー・ジェームス(ロバート・ハンダー)は家族をもって平穏に暮らしていた。しかし、彼は従弟のボブ・フォードに背後から撃たれて命を落とす。やがて20年が経ち息子ビル・ジェームス(ロバート・ハンダー2役)は成長して父に負けない拳銃の名手となるが、その容貌があまりに悪名高き父に似ていたため無法者の子として人々から受け入れてもらえなかった。悩んだビルは、故郷を離れてビリー・スミスと偽名を名乗り、女牧場主ドロシー(メルセデス・アロンゾ)牧場で新しい生活を始めようとする。

しかし、ある日偶然に町のボスであるマーシャル(ルイス・インドーニ)を見て、彼が父ジェシーを殺した。ボブ・フォードであることに気づく。穏やかな生活か、父の仇討かで葛藤するビルだったが、ついに拳銃を手に取って父の仇討に立ち上がる決意を固める。牧場のコック、アロンゾ(ロベルト・カマルディエル)の協力を得て、一度はマーシャルへの復讐の機会をつかむものの失敗。逆にマーシャル一味や、保安官のアラン(アドリアン・ホーベン)から追跡を受けることになる。

追っ手との銃撃戦の結果、投降したビルだったが、すでに事件の真相を知っていたアラン保安官は、ビルにマーシャルとの1対1の決闘を許可するのだった。法の番人としてあるまじき行為だが、そこは大目に見ることにしよう。ラストの撃ち合いでビルは弾丸を詰め替えずに10発以上撃ちまくっていたが、よく見ていたらちゃんとバックアップ用の拳銃をもう一丁準備していたようだ。このあたり、マカロニウエスタンは、けっこうきっちりと描いているのだ。