「100の十字架のガンマン(71)」

UNA PISTOLA PER CENTO CROCI(伊)「百の十字架のガンマン」、GUNMAN OF ONE HANDRED CROSSES(英)「百の十字架のガンマン」劇場未公開

カテゴリー(Tony Kendall)

監督ラッキー・ムーア(カルロ・クロコーロ)、脚本カルロ・クロコーロ、撮影フランコ・ビラ、音楽マルチェロ・ミネリ、出演トニー・ケンドール、ディック・パルマー、マリナ・マリガン、レイ・サンダース、モニカ・ミゲル

トニー・ケンドールがサンタナを演じる。ただし国によってはジャンゴと呼ばれているバージョン違いもあり、ヒーローの名前も自由勝手に呼んで良いところがマカロニらしいおおらか(いいかげん?)さだ。山中での殺人現場に出くわしたサンタナ(トニー・ケンドール)は、弟を殺され1人で牧場をやっていかなければならなくなったジェシカ(マリナ・マリガン)のために一肌脱ぎ、ジェシカの召使である黒人のトーマス(レイ・サンダース)と協力して真犯人を探し出そうとする。

真犯人は、ジ ェシカに言い寄る町のボスフランク(ディック・パルマー)で、彼はかつてサンタナを裏切り軍資金を横領した仇でもあった。メキシコ山賊を使ってジェシカの弟を殺し、ジェシカとその牧場を我が物にしようとしていたフランクだったが、山賊の女ボスで鞭の使い手カーポ(モニカ・ミゲル)はフランクを見限り、彼の横領した金を奪おうと画策していた。

フランクの背後にモニカ・ミゲル扮する女山賊の一味が控えているところが、特色のひとつ。この浅黒い肌の女山賊がなかなか格好良くマカロニの雰囲気を出している。トニー・ケンドールが撃ち合うシーンも多く未公開マカロニの中では上出来の部類だ。ただし、プリムの跳ね上がったサイズの合っていない大きいハットとスタイルはマカロニファッションとしては残念ながら落第点。