「ドルの聖書(73)」

PIU FORTE SORELLE(伊)「最強の修道女」、FOR A BOOK OF DOLLARS(英)「ドルの聖書のために」劇場未公開

カテゴリー(Lincoln Tate)

監督レンツォ・スパジアーニ、脚本フランコ・ビエトリ、撮影マリオ・パラペッティ、音楽ナンド・デ・ルーカ、出演リンカーン・テート、ガブリエラ・ファリノン、ギル・ローランド、ジャン・クロード・ジャベス、シルベロ・ガリンベルディ

西部に渡ってきた3人の尼さんたちが、カタパルト(ジャン・クロード・チャベス)率いる盗賊団に奪われた教会建設用の資金を取り戻すためにガンマンのアーメン(リンカーン・テート)を雇う。美しいシスター・アンジェラ(ガブリエラ・ファリノン)のため一肌脱ぐことを決めたアーメンは、カタパルト一味に潜入、山賊一味をやっつけるとともに奪われたシスターたちの金を取り戻すという軽いコメディ。

しかし、ラストで、この尼さんたちも実は名うての女賊集団であることが明らかになる。アンジェラと恋仲になっていたアーメンは、尼さんたちと一緒に大金を手にして旅立つ。下品なギャグが多いコメディながら、前半は、薄汚れた格好で登場するリンカーン・テートがファニングを駆使して敵を倒すシーンがけっこう多く期待を抱かせる。

しかし、後半は、だらだらとした展開になり、山賊一味がやたらとはしゃぎまわる不必要な場面ばかりが挿入されうんざりさせられる。山賊の手下ギル・ローランドは、マカロニの手下役でよく顔を見かけるシルベロ・ガリンベルディの変名だ。キルバート・ローランドとは別人なので注意を要する。またプロデュースは俳優のアラン・スチールが担当している。