「ジャンゴの物語(71)」

GIU LE MANI…CAROGNA(伊)「降伏せよ、人でなし野郎」、DJANGO STORY(英)「ジャンゴの物語」劇場未公開

カテゴリー(Hunt Powers)

監督マイルズ・ディーン、脚本ラッキー・デキンソン(マイルズ・ディーン)、撮影フランコ・ビラ、音楽ラロ・ゴーリ、出演ハント・パワーズ、ゴードン・ミッチェル、ディーン・ストラトフォード、デニス・コルト

マイルズ・ディーンの監督作品だが、これも1本の作品として評価して良いかどうか、判断に迷ってしまう。ディーン監督作品の中でハント・パワーズは何回か“ジャンゴ”を演じてきた。そのジャンゴが年老い、出会った若きガンマン、ワイルド・ビル・ヒコック(ヘラルド・ロッシ)に自らの半生を語り聞かせるという設定である。ということから推察される通り、展開される物語は、これまですべてディーン監督作品でハント・パワーズが登場した「QUEL MALEDETTO GIORNO D’INVERNO DJANGO E SRTANA…ALL’ULTIMO SANGUE(71)」をはじめとした他作品、さらにはジェフ・キャメロンが主演した「E VENNERO IN QUATTO…PER UCCIDERE SARTANA(69)」等のシーンをつなぎ合わせたものなのだ。良く言えば総集編というところだろうが、意味もなく、つなぎ合わされたシーンの連続にはいい加減うんざりしてくる。

ラスト年老いて杖に頼らざるを得なくなったジャンゴがお尋ね者のブッチ(ゴードン・ミッチェル)に狙われてピンチに陥るが、杖に仕込んだ小型拳銃で逆転するシーンが唯一のオリジナルアクションシーンというところ。これでも1本の作品として成立させてしまうところがやはりマイルズ・ディーン監督の商魂なのだろうか。