「バッカルー(68)」

2020-01-06

BUCKAROO(伊)「カウボーイ野郎 」、WINCHESTER DOES NOT FORGIVE(英)「ウインチェスターが許さない」劇場未公開

カテゴリー(Dean Reed)

監督アデルチ・ビアンチ、脚本アントニオ・ロマーノ、アデルチ・ビアンチ、撮影オベルダン・トロイアーニ、音楽ラロ・ゴーリ、出演ディーン・リード、モニカ・ブルガー、リビオ・ロレンツォ、ウーゴ・サッソ、ホーマ・ガルガノ

60年代の人気ポップ歌手ディーン・リードが主演したマカロニ。彼がミステリアスなガンマンを演じる。銀山を共同で経営しているコンビが乗った駅馬車が山賊モンテロ(ホーマ・ガルガノ)一味に襲われる。ところが、コンビのうちの一人ラッシュ(リビオ・ロレンツォ)は、相棒を背後から射殺し、金をモンテロに差し出して自分は銀山の権利書を手にする。モンテロの襲撃は、ラッシュが銀山の権利を独り占めするために仕組んだことだったのだ。

5年後、町に不思議なカウボーイ、バッカルー(ディーン・リード)が現れ、殺された男の友人であったジョニー(ウーゴ・サッソ)と共にラッシュの周囲を嗅ぎ回りはじめた。実はバッカルーは、殺された男の息子であり父の仇を討つために町へやって来たのだった。今や、町の実力者となっていたラッシュは町民を恐怖で支配していたが、バッカルーはラッシュの支配に不満をもつ仲間を集めて対抗する。やがてジョニーがラッシュの雇ったモンテロ一味に殺されたことをきっかけとして、バッカルーの仲間とラッシュ、モンテロ一味との銃撃戦が展開されることになる。

対決前夜焚き火を囲んでのひとときでディーン・リードの歌声が披露されたり、バックミラーを足元に置いて背後の敵にも対応するという、撃ち合いでの新手のアイデアが見られたりと見所は多い。人の良いお父っつぁんという感じの、名脇役リビオ・ロレンツォが本作品でも悪役のボスとして好演しているが、宿命の対決を演じる主人公の宿敵役という雰囲気ではないのが残念。