「コロラドから来た3人(65)」

I TRE DEL COLORADO (伊)「コロラドから来た3人」, THREE FROM COLORADO(英)「コロラドから来た3人」劇場未公開

カテゴリー(George Martin)

監督アルマンド・デ・オソーリオ、脚本アルマンド・デ・オソーリオ、フリオ・ソリア、撮影パブロ・リポール、音楽カルロ・サビーナ、出演ジョージ・マーティン、ジュリア・ルピーニ、パメラ・チューダー、フランコ・ファンタジア、サンチィアゴ・リベロ

毛皮猟を生業とするマウンテンマン達は、冷酷な事業主ジェームス・サリバン(サンチィアゴ・リベロ)の弾圧に怒りを募らせていた。ついに猟師仲間3人が密猟の濡れ衣で縛り首にされたことで、マウンテンマンのリーダーであるビクター・デフロイス(ジョージ・マーチン)と、レオリム(フランコ・ファンタジア)は、サリバンの若い妻アン(ジュリア・ルピーニ)を誘拐して報復しようとする。

しかし、冷酷な夫に嫌気がさし ていたアンとビクターは互いに惹かれあうようになっていく。一方、サリバンは、アンの救助を名目に騎馬警官隊を率いてマウンテンマンの掃滅に乗り出す。アンを人質にすることをビクターが拒んだため、騎馬警官隊とマウンテンマンたちの壮絶な戦いが開始された。戦力でかなうはずもないマウンテンマン達は、殺戮され、ビクターもアンと逃避行を図るがついに追い詰められる。ところが、二人が、手を握り合っている姿を目撃したサリバンは、アンのことを諦め、去っていく。

殺された仲間たちの必死の抵抗は何だったのかと疑問が残る拍子抜けするラストだ。このテーマは後により鋭さを増した「さらば荒野(71)」へと引き継がれることになる。初期のマカロニであり、音楽もラブストーリが中心になった物語も、古い米国西部劇そのものだが、クライマックスの集団戦闘シーンには、転げ落ちたり、引きずられたり、乱立する馬脚の真ん中に倒れ伏したり、と馬を用いた危険なスタントが、多く見られ、なかなかの迫力がある。