「西部の素浪人ネバダジョー(65)」

LA SFIDA DEGLI IMPLACABILI(伊)「情無用の挑戦」、JOE DEXTER(英)「ジョ・デクスター」劇場未公開、TV公開題名「西部の素浪人ネバダジョー」

カテゴリー(George Martin)

監督イグナシオ・イクイーノ、脚本イグナシオ・イクイーノ、撮影ジュリアン・ローゼンサル、音楽エンリケ・エスコバル、出演ジョージ・マーティン、アドリアーナ・アムベシ、カティーヤ・ロリス、ジョン・マクダグラス、ミグエル・デ・ラ・リバ

ジョージ・マーティンがお定まりの黒チョッキ姿で登場。ガンプレイよりも殴り合いのシーンが多い凡作。流れ者のガンマン、ジョー・デクスター(ジョージ・マーティン)がたどり着いた町では、父の金鉱を相続した娘ジュリー・ブルックス(アドリアーナ・アムベシ)の財産を町のボスであるランドルフ(ミグエル・デ・ラ・リバ)が狙っている。頼りない牧場のカウボーイ2人組(ガスパー・ゴンザレスら)と共にジュリーを助けることになったジョーは、ランドルフを倒しジュリーとの恋を成就させる。

戦いよりも、ジュリーと酒場の女経営者メアリー(カティーヤ・ロリス)との三角関係が話の軸をなしており、マカロニの壮絶さとは縁遠い雰囲気だ。ラストの戦いも偽の情報を流して金を輸送する馬車にランドルフをおびき寄せ、撃ち合いではなく、殴り合いで制して保安官に引き渡すという米国製西部劇のような緩い展開。

おまけに、主人公を演じるジョージ・マーティンの後退した額が殴り合いのシーンでやたらと目立ち、今ひとつ格好が悪い。監督のイグナシオ・イクイーノは、ジョン・ウッドの名で他にも数本のマカロニを作成しているがどれも残念な出来栄え。「ネバダジョー〜♪」と低音で歌う牧歌的な主題歌が印象に残る程度だ。