「神の処刑人(72)」

Il GIUSTIZIERE DI DIO(伊)「神の処刑人」、THE EXECUTIONER OF GOD(英) 「神の処刑人」劇場未公開

カテゴリー(William Berger)

監督フランコ・ラタンツィ、脚本フランコ・ラタンツィ、撮影フランコ・アペタイト、音楽ピエロ・ピッチオーニ、出演ウイリアム・バーガー、ジョージ・ワン、ドナルド・オブライエン、ヌッチア・カルディナーレ、ビクター・ストッチ

古い教会がトニー・ラント神父(ウイリアム・バーガー)の手によって孤児院として再建された。しかし、その教会には、盗賊団ラモン・オレア(ジョージ・ワン)一味が強奪した金が隠されていたのだった。自分たちが隠した金を取り戻すためオレアは、今は孤児院となっていた教会を無謀にも爆破し、ラント神父も井戸に突き落とされる。かろうじて命をとりとめた神父は、今や金持ちの市民を装っている一味への復讐を誓う。ラント神父は昔名うてのガンマンだったのである。

これからは、いよいよ一匹狼のガンマンの復讐劇になるかと思いきや、それからは、オレア一味の悪行がだらだらと描かれるだけで、なんと主人公のラント神父は、ほとんど登場しない。ラスト直前になって町民を率いてオレア一味を取り囲む場面でやっと登場したと思ったら、逮捕された一味は縛り首になってエンドとなる。おそらく、ウイリアム・バーガーは、アルバイト程度の気持ちで名前だけ貸したのだろう。手抜きの作品であることがありありと伝わってくる駄作である。当然音楽も「SARTANA(68)」の使い回しだ。