「グリンゴは許さず(64)」

I GRINGO NON PERDONANO(伊)「グリンゴは許さず」、BLACK EAGLE OF SANTA FE(英)「サンタフェの黒い鷲」劇場未公開

カテゴリー( Brad Harris)

監督アーネスト・ハフバイアー、脚本ジャック・レウイス、撮影ハンス・ウラ、音楽ゲルト・ウイルデン、出演ブラッド・ハリス、トニー・ケンドール、ホルスト・フランク、トーマス・ムーア、ピンカス・ブラウン、ワーナー・ピータース

初期の作品の多くは、独製の「ウイネトーシリーズ」の影響を受けている。この作品も、西ドイツ、フランスとの合作でブラッド・ハリス、ホルスト・フランクが主演する3部作の一つ。聡明なインディアンの酋長と彼に協力する白人の物語だ。

友好的なインディアンが反乱を起こした原因の調査に向かった政府の諜報員クリフ・マクファーソン(ブラッド・ハリス)がインディアンの酋長“黒い鷲”(トニー・ケンドール)と協力して、インディアンをだまし、インディアンが神聖な森として大切にしていた土地を奪い、迫害していた悪徳農場主モートン(ワーナー・ピータース)とその一味を倒す。ホルスト・フランクも正義のジャーナリストのカーペンターを演じていてマクファーソンの危機をしばしば助けることになる。ラストは騎兵隊とインディアンが協力してモートン一味とのガンバトル。この戦いで“黒い鷲”は農場主を道連れにして崖から転落し、命を落とす。

インディアンと騎兵隊となれば当然、集団対集団の戦いになるわけでここにインディアンの登場がマカロニに似つかわしくない理由の一つがある。やはり、マカロニの主人公は一匹狼の方が様になる。唯一の例外は一匹狼のインディアン、ナバホ・ジョーが登場する「さすらいのガンマン」であろうか。