「西部の征服者リックとジョン(67)」

RIC E GIAN ALL CONQUISTA DEL WEST(伊)「西部の征服者リックとジョン」、 RICK AND JOHN,CONQUERORS OF THE WEST(英)「西部の征服者リックとジョン」劇場未公開

カテゴリー(Craig Hill)

監督オズバルド・チビラーニ、脚本オズバルド・チビラーニ、アントニオ・フェラウ、ティト・カルピ、撮影オズバルド・チビラーニ、音楽ピエロ・ウミリアーニ、出演クレイグ・ヒル、リカルド・ミニッジオ(リック)、ジャン・ファビオ・ボスコ(ジョン)、バーバラ・キャロル、フランシスコ・ミューレ、チィベリオ・ムルジア

カメラマンのオズバルド・チビラーニが脚本、監督まで引き受けて作り上げたワンマン映画。しかし、正統派マカロニウエスタンではなく、イタリアのお笑いコンビ、「リックとジョン」を主演に据えた完全なコメディ。

南北戦争の最中、北軍により、千頭の馬を購入するための資金として黄金を馬車の車輪に変えて輸送する計画が進められていた。その密命を受けたのが、スチュワート大尉(クレイグ・ヒル)ところが、馬車の御者として雇い入れたとんまな2人組リックとジョン(リカルド・ミニッジオ、ジャン・ファビオ・ボスコ)によって車輪はインディアンに売りさばかれてしまう。黄金の紛失を知ってあてもなく捜し回る2人とスチュワート大尉だったが、不完全な車輪に怒ったインディアンが向こうから車輪を返しに来てめでたし、めでたしとなる。

こうしたコメディ作品もマカロニウエスタンの一つのジャンルとして認めなければならないのだろう。ただし、中盤でリックとジョンが馬車を走らせるバックで流れるテーマ曲は明るく軽快で耳に残る。さすが、ハズレの少ないピエロ・ウミリアーニの作曲というべきだろう。