「俺の名はスコポーネ負け知らずさ(72)」

IL MIO NOME E SCOPONE E FACCIO SEMPRE CAPPOTTO(伊) 「俺の名はスコポーネ負け知らずさ」、  DALLAS(英)「ダラス」劇場未公開

カテゴリー(Anthony Steffen)

監督ホアン・ボスチ、脚本スティーブ・マッコイ、ロベルト・ジャンビッチ、撮影ジャン・カルロ・フェルランド、音楽マルチェロ・ジョンビーニ、出演アンソニー・ステファン、フェルナンド・サンチョ、ジュリアン・ヒルズ、ロバート・ハンダー、リカルド・パラシオス、インディオ・ゴンザレス

マカロニ最多出演を誇るアンソニー・ステファンが主演した最後のマカロニウエスタン。しかし、残念ながらアクションの面白さは全く感じられない軽いコメディに終わってしまった。

放浪していたダラス(アンソニー・ステファン)は彼の父がケリーという男からカードゲームで巻き上げられた農場と鉱山を取り戻すために故郷に帰って来る。相棒のルマコン(フェルナンド・サンチョ)と町に乗り込んだダラスだったが、ケリーはすでに死んでおり、奪われた財産を取り戻すためには、ケリーの娘であるグレンダ(ジュリアン・ヒルズ)にカードで勝つしか方法はない。ところが肝心のグレンダは、ポーカーゲームを知らなかった。さらに、彼女の財産を狙ってきたバスター(リカルド・パラシオス)とダグ(ロバート・ハンダー)の一味から逆にグレンダを守らなければならなくなるという物語。

主人公のダラスは、爆薬を武器とする設定で、撃ち合いの場面すらほとんどない。撃ち合いのないマカロニウエスタンは、まさに気の抜けた炭酸飲料のようなもので、アクションもストーリーも見どころらしきものは見当たらない。